ポケモンについて

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【S9最高2130最終2110】破壊光線Zポリゴン2 †神の一撃†

 

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 こんにちは、炭焼きです。突然ですが、皆さんポケモンをやっていて一番楽しい瞬間、快感を覚える瞬間はどこでしょうか。私は、相手の意表を突く高威力技をぶち当てる瞬間に、一番エクスタシーを覚えます。今回はそんな高威力の、†神の一撃†をぶち当てていくノーマルZポリゴン2入りパーティーの構築記事です。このパーティーは、補完や役割などの考えを前提としたうえで、「楽しくポケモン対戦をしたい!」という考えに基づいて組まれています。そのため、ポリゴン2以外にもこのパーティーには気持ちよくなれる要素がたくさんあります。今回の記事ではそういった点を紹介することで、私から見たポケモンの楽しさをお伝えできればと思っています。
 実は私はシーズン2の時点から断続的に破壊光線ノーマルZポリ2を使っており、また以前にも構築記事を書いたことがあります。しかし今回シーズン9において、自己最高のレート2130、また最終2110を達成できましたので、もう一度記事を書くことにしました。
 そのため、今回の記事では前回で書いた内容は省くようにしています。ダメージ計算や詳しいパーティコンセプトは前回の記事にありますので、そちらも合わせてご参考ください。
   最後に、今回は使用者からみたZポリ2の対策法も書いてみました。是非ご一読しつつ、これをされると私が楽しくポケモンできないので、あんまり実践しないでください。

 

→前回の記事
http://eag9091les.hatenadiary.jp/entry/2017/03/11/031740

 

目次
① 立ち回り方、勝ち方
② 各ポケモン紹介
③ こんなポリ2には気をつけろ!ノーマルZポリ2の見分け方、またその対策

① 立ち回り方、勝ち方

・ノーマルZの一貫性が取れている場合(岩、鋼、ゴーストが相手にそんなにいない)
→先手でポリ2を出し、トリックルームを張ります。そのあとはノーマルZで相手に高負荷をかけ、そのリードを保ったまま逃げ切りましょう。

 

※第七世代に詳しくない人のために

Z技とは、Zクリスタルというアイテムを持たせることで使えるようになる特別な技のことです。対戦中に一度だけ、普通の技をZ技に進化させて使います。Z技の威力は進化元となった普通の技の威力とおおむね比例しているため、威力が最高である破壊光線をZ技にするのがいい感じです。さらにZ技にすることで破壊光線の打った後一回休みのデメリットも消えるため、一石二鳥です。

 

 ・ノーマルZが通らない場合、また相手にキノガッサがいる場合
 →基本的にはポリゴン2以外を選出し、サイクル戦を仕掛けていきましょう。トリルを採用していることもあり、このパーティーにはH振りのポケモンが多いです。また一匹一匹の火力も高いため、ある程度役割論理のようなサイクル戦での強さを発揮することができます。

 

② 各ポケモン紹介

 ポリゴン2@ノーマルZ 控え目 H244 C252 D12     
トリックルーム/†破壊光線†/冷凍ビーム/十万ボルト

  このパーティーの主役であるポリ2です。上述の通り、破壊光線Zを叩き込むことで、手軽に気持ちよくなることが可能です。逆に厳しいのは、破壊光線Zにゴーストタイプを合わされた場合です。再戦などで、こちらの型がばれている場合は仕方ないにしても、ポリゴン2を見て、普通のポリ2だと認識したうえであとから出てくるゴーストタイプはそこそこいます。毒を入れに来るガルド、呪いに来るミミッキュ、歌いにくるゲンガーなどです。破壊光線Zをすかされてしまうと、萎えるなんてものではありません。ズボンを脱いだ瞬間に家族が帰ってきた時のようなガッカリ感だけが残ります。気をつけましょう。(気をつけるだけ)

 

マリルリ@こだわり鉢巻
意地っ張り H252/A252/D6
滝登り/じゃれつく/馬鹿力/アクアジェット

 ポリゴン2が厳しいウルガモスバシャーモを見るために登用された鉢巻マリルリです。HPが満タンのバシャやウルガを、HPに振られてなければ、アクジェ一発で持っていくことができ、やっぱり気持ちよくなれます。アクアブレイクでなく滝登りなのは、トリル下では先制できる場合も多いからです。
 ただこのマリルリちゃんはちょっとシャイな性格らしく、イケメンポケモンボーマンダ君やキングドラ君には、恥ずかしくてなかなかじゃれつけない時があります。最初の2100チャレンジで、ラス1マンダにじゃれを外したときはどうしてやろうかと思いました。でも性格意地っ張りな女の子が実は恥ずかしがりやっていう設定は僕はすごい好きです。そういうバイノーラル音声CDとか欲しいですね。

メガメタグロス
意地っ張り H252/A252/D6
アイアンヘッド/思念の頭突き/アームハンマーバレットパンチ

 硬い、強い、そこそこ早い、の3拍子がそろったメガメタグロスです。このパーティーのほとんどのポケモンは、眼鏡テテフのサイキネで上からワンパンされてしまうため、それを補うために登用されています。また、ポケモンとしての単体性能、困った時に何とかごまかす性能が高いため、ポリ2の破壊光線Zを打った後の詰め役から、またポリ2が仕事できなかった時の尻拭いまでやってのけます。最終日は思念もアムハンもほとんど外さなかったような気がします。影の主役、MVPです。強くてカッコいいポケモン、例えばメガボーマンダなどと殴りあうのはとても絵になり、やっててワクワクします。(悟空)

 ニドクイン@命の珠
控え目 H252/C252/D6
ヘドロウェーブ/大地の力/冷凍ビーム/火炎放射

  もともとはポリ2が格闘Zレボルトと対面した場合の引き先として採用しました。ポリ2で張ったトリックルームが2,3ターン残っている状態で出すと本当に強いです。交代読み冷凍ビームを決めたときの快感は他では味わえないものでしょう。交代読みを外して、例えばギルガルドに冷ビを打ってしまったときの焦燥感、絶望感もなかなか味わえません。こういう切った張ったの丁半博打ができるところが、このポケモンを使っていて一番楽しいところです。このポケモンを使えば、あなたも気分は赤木しげるです。

 

ガブリアス@気合いのたすき
陽気 逆鱗/地震/岩石封じ/炎の牙
H6/A252/S252

 両リザードン対策として採用したガブリアスです。またタスキ持ちなので、ポリ2で得たリードを保って逃げ切るときにも便利です。さらにこのパーティーでは唯一のSにしっかり振っているポケモンなため、キノガッサや呪いミミッキュなどのSが足りないとどうしようもないポケモンへの貴重な対抗手段でもあります。炎の牙はそんなに読まれないみたいで、ナットレイカミツルギへ強く出れます。ですが一番ドヤ顔できるのは、鮫肌のためにガブリアスに交換して鮫肌ダメージで相手のHP赤だったポケモンを倒せたときです。めっっっっっっちゃ脳汁でます。

 

メガリザードンY
控えめ 基本HC振りでSに少々
大文字/ソーラービーム/めざ氷/ニトロチャージ

 ギルガルドを一撃で倒して気持ちよくなりたい、という思いから登用に至ったメガリザYです。トリルを使うパーティーなので、Sにはほとんど振らずにニトチャで抜いていく形にしています。選出率は6位でしたが、選んだときは豪快な火力で活躍してくれました。かっこよかったです。またこのポケモンは見せポケ性能が高く、このポケモンを採用した後は相手の先発ランドロス率が大きく上がりました。ステルスロックを撒きにくるのです。ステロ持ちランドはBがDより高いことが多く、先発のポリ2がダウンロードでCを上げることができるのです。さらにランドは冷ビで倒せるため、2匹目以降のために破壊光線Zを温存できます。あれ、これってポリ2の説明じゃね


③ こんなポリ2には気をつけろ!ノーマルZポリ2の見分け方

 現在PGLで確認したところ、ノーマルZ持ちのポリゴン2の割合は1.5%ほどです。こんな些末な割合のZポリ2を見せ合いの段階で考慮するのは現実的ではありません。ですがある程度警戒しておく、Zポリ2の存在を頭に入れておくことは必要でしょう。そこでここでは、実際に使った人間の目線から、ポリゴン2がどのような挙動を見せたら警戒すべきかを書いていきます。

 ・他のポケモンとの組み合わせが特にないのに、初手で出てくる。
 Zポリ2を運用する場合、先発での選出が基本となります。輝石を持っていないポリ2では数値受けが難しく、受けだしができないからです。さて、一般的にポリ2が先発する場合は、後に控えるポケモンのサポートが主な役目ではないでしょうか。具体的にはポリクチでのトリル張りや、オニゴーリなどのための電磁波まきです。そうした「ポリ2がサポートすべきポケモン」がパーティ中にいないのに、先発で出てくるポリ2は要警戒でしょう。

 

・トリルパ、という感じでもないのに、初手はトリックルーム
 Zポリ2はZ技を打った後も上から殴りたいので、初手は九分九厘トリックルームを打ちます。トリルエースが見当たらなそうなのに初手にトリルを打ってきたポリ2は相当怪しいです。警戒度90%です。

 

なんかすごい柔らかい
 一番わかりやすい判断ポイントです。輝石を持っていないため、普通のポリ2と比べて異様に柔らかいです。メタルスライムとスライムぐらい硬度に差があります。そのため、初手で殴ってみてなんか普段よりダメージが入り、さらに相手のポリ2がトリルを張ってきたら、ゴーストタイプに交換するのも一つの手でしょう。私はこれをやられたら発狂します。


終わりに

 以上が今回の記事になります。今回はZポリゴン2の対策方法も書いたため、私も来シーズンからはこの構築からは卒業しなければならないかもしれません。ですが私はパーティの新規構築能力がないため、やっぱりまたこの構築に戻ってくるかもしれません。そうしたらZポリ2への対策をまた対策し、メタゲームのいたちごっこを楽しみたいと思っています。それもポケモン対戦を楽しむ一つの方法でしょう。

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