ポケモンについて

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【高火力を】ポケモンSM シーズン2 最高2098 ノーマルz破壊光線ポリ2軸【押し付けろ】

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 こんにちは、炭焼きです。

 今回は、S2において最高2098を達成した、一風変わった戦略を紹介します。

 

 私は、第6世代ではほとんどレートに潜っておらず、サンムーン発売をきっかけにレートに復帰しました。また、第5世代においてもそこまでの高レートトレーナーではありませんでした。そんな私が今回最高2098を達成できたので、この戦略を紹介します。この戦略の主役は、ノーマルZを持った、破壊光線ポリゴン2です。

 

☆勝ち方

 

1.  ノーマルZを持ったポリ2を先発で出します。こちらのパーティには地面が恐ろしく刺さっているので、相手の先発はガブやランド、マンムーであることが多いです。運が良ければ、ダウンロードでポリ2のCが上がります。

 

2.  相手はこちらのポリ2が奇石だと思っているので、格闘ポケモンや、毒を入れられる耐久ポケモンに退いてくることが多いです。相手が後退しなかった場合も、大抵の攻撃をポリ2は一撃耐えるので、ここでトリックルームを張ります。

 

3.  先手でZ破壊光線を打ちます。大抵のポケモンを一撃、またはHP赤にまで追い込みます。相手がぎりぎり耐えた場合は次のターンの冷凍ビームかシャドーボールで倒します。

 

4.相手は残り2体です。ここでも躊躇せずに破壊光線を打っていきます。このあたりでポリゴン2は倒されます。

 

5.   相手の残りポケモンは、1体であるか、1体+破壊光線を耐えたもう1体(おそらくHP赤)です。後はこちらの残り2体のポケモンで押し切ります。

 

 以上がこの戦略の主な勝ち方です。このパーティの強みは、なんといってもz破壊光線ポリゴン2の持つ意外性です。ポケモンバトルの勝敗を決める大きな要素の一つに、「読み合い」というものがあります。試合前の選出読み、交換読み交換、果てはジャンケンのような択ゲーと、読み合いという要素はポケモン対戦とは切っても切れない関係にあります。

 しかし、読み合いが成立するにはある条件が必要です。読み合いは、お互いのポケモンの型がある程度絞れている状況ではじめて成立するものです。ポリゴン2を見た時に、z破壊光線を警戒する人はいません。まず奇石持ちと想定して行動します。相手が奇石ポリ2の幻影と戦っている間に、トリルを張り、C特化威力300(ダウンロードでCが上がれば威力450)のz破壊光線をぶち当てて、相手のパーティに致命傷を与え、そのまま押し切るという勝ち方が、このパーティの基本です。読み合いを成立させずに殴ります。

 

ポケモン紹介

 実はこのパーティ、選出がとても偏っており、上4体の選出率が90%を超えています。そのため今回はその4体の紹介をします。

1.ポリゴン2 ダウンロード 性格控え目 HC252 @ノーマルz

     わざ トリックルーム 破壊光線 冷凍ビーム シャドーボール

 

 基本的に先発で出します。トリックルームを張り、z破壊光線や冷凍ビームで大暴れします。通常の破壊光線も、相手に厄介な積みポケがいない限りは積極的に打っていきます。ダウンロードでCが上がれば3タテも十分狙えます。大エースです。田中将大です。

 なお、Hに252振ると実数値が192になり、16nになってしまうのでは、というツッコミがありますが、これについては完全に忘れてた、毒による被ダメが大きくなり、破壊光線を打ったターンに退場しやすくなるというメリットがあります。決して後付けの理由ではありません。決して。

 

※ダメージ計算

 このポリゴン2は、奇石を持っていないので、普通のポリ2と比べるととても柔らかいです。しかし、元の種族値が耐久寄りなことや、腐ってもHに252振っていることから、大抵の攻撃を一回は耐えて、トリルを打つことができます。具体的には、

 

・陽気鉢巻ガブリアス地震を確定耐え(最大で93%の被ダメージ)

・臆病リザYの日照り火炎放射確定耐え(最大で85%の被ダメージ) です。

 

※攻撃面

 

ダウンロードでCが上がると、ポリ2に対して出てきたポケモンのほとんどをZ破壊光線により一撃で倒せます。具体的には、

 

・無振りメガルカリオ確定一発

・H振りメガフシギバナ確定一発(D128振りから乱数)

・H振りクレセリア極低乱数一発

・H振りカプ・レヒレ確定一発(D128振りから乱数) 

 

です。また、Cが上がらなかった場合でも、その後の冷凍ビームやシャドーボールで押し切れることが多いです。

 

 以上がこのパーティの主役、ポリゴン2についてです。後の3匹はポリ2が暴れた後の掃討用ポケモンです。さらっと紹介します。

 

2.  メガメタグロス かたい爪 性格意地っ張り HA252 @メタグロスナイト

       技 コメットパンチ 思念の頭突き 地震 バレットパンチ

 

 ポリゴン2が暴れた後のスイーパーその1です。高耐久、好タイプ、高威力先制技を併せ持つイケメンです。対面の場合、鉢巻以外のガブには大体勝ててしまう打たれ強さを持っています。ポリ2に次いで選出率第2位です。また、初手でポリ2がレヒレと対面した場合はこいつに交換します。うちのポリ2は、眼鏡レヒレのサイキネを耐えないからです。

 

3.ニドクイン ちからづく 性格控え目 HC252 @いのちのたま

      技 ヘドロウエーブ 大地の力 火炎放射 冷凍ビーム

   

 スイーパーその2です。元祖:技のデパートはまだまだ健在です。ポリ2が張ったトリックルームが残っている状態で死に出しすると、いい感じの働きをしてくれます。痒い所に手が届く中継ぎです。また、初手でポリ2がレボルトと対面した場合は、格闘Zが怖いのでこいつに退きます。

 

4.マリルリ  ちからもち 性格意地っ張り HA252 @こだわりハチマキ

        技 滝登り じゃれつく 馬鹿力 アクアジェット

 

 ポリゴン2で何も考えずに破壊光線をバシバシ打っていくので、相手に積む暇を与えがちです。現環境における積みポケとして、真っ先に名前が上がるポケモンの1匹はウルガモスでしょう。このマリルリは鉢巻を巻いているので、アクジェ一発でウルガモスを持っていけます。また、先発でポリゴン2バシャーモが対面したときの引き先としてもいい感じです。相手の最後の希望を、最速160キロのアクアジェットで空振り三振に切って取るクローザーです。

 

総括

 最初にも書いた通り、今シーズンはほとんど上の4匹のポケモンたちだけで勝つことができました。私は残り2匹は、ガブやランドを呼ぶために、ジバコイルドサイドンを入れていましたが、彼らはほとんど見せポケでした。そういう意味では、残り2匹のカスタマイズ次第で、このパーティはまだまだ上に行ける可能性を秘めています。今回使っていてつらかったのは、

 

ミミッキュ、ゲンガー、ギルガルドなどのゴーストタイプ

テッカグヤメタグロスヒードランなどの鋼タイプ

・受けループ

 

だったので、来シーズンはこれらを対策できるポケモンを加えたいです。

 

 ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。細かいことは考えず、z破壊光線ポリゴン2、一度使ってみていただけると嬉しいです。この意外性と高火力は一度使うと病みつきです。あ、でも、zポリ2が流行ってしまったらこの型の最大の強みである意外性が無くなってしまいますね。やっぱり内緒にしておいてください。

 

(ウソです。バシバシ使ってやってくださいな!)